こどもの病気

手足口病アーカイブ

☆ 手足口病

 主にコクサッキ-ウイルスA16型、エンテロウイルス71型の感染によっておこる。6歳以下の小児に好発し、夏季に流行する。

 潜伏期間は3-6日で、発熱は一部の症例に認められるにすぎない。発熱と同時、または1両日おくれて、口腔内にアフタ様病変を生じ、さらに1-2日おくれて、手掌・足底・指趾に小水泡を前腕・下肢・臀部などに丘疹を生ずる。その後2-4日で、水疱は乾いて飴色の斑となり、丘疹は中心から陥没しはじめ、痂皮を形成する。1週間から10日で、瘢痕を残さず治癒する。

 H25年度の手足口病はコクサッキ-ウイルスA6型、エンテロウイルス71型による症例があり、今シーズン2回罹患した症例もいます。

 H23年度は症状がすごくひどく水疱も大きく広範囲に認める症例を経験しました(図)