今週は振替休日があったため診療日数が先週とは異なります。インフルエンザはまだ多く見られますが、ピークは過ぎました。A型、B型ともに見られますが、B型が優位です。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は先週とほぼ同様です。少数ですが、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、水痘などがみられました。子どもたちが春休みに入りインフルエンザは更に減少すると思われますが、もうしばらく注意が必要です。
感染症情報(1)
2016年3月アーカイブ
小児の感染症情報では、インフルエンザはまだ多く見られますが、ピークは過ぎたようです。A型、B型ともに見られますが、B型が優位です。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)も減少傾向でした。その他疾患は先週とほぼ同様で、少数ですが、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、水痘などがみられました。夏風邪の手足口病が報告されました。
小児の感染症情報では、インフルエンザは警報レベルで猛威を振るっていますが、少し減少傾向です。A型、B型ともに見られますが、B型が優位です。その他疾患は先週とほぼ同様で嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)、溶連菌感染症、RSV感染症、アデノウイルス感染症などがみられました。1例ですが、百日咳の症例が見られました。
今週は全医療機関からの報告です。インフルエンザはさらに増加しています。警報レベルです。A型、B型ともに見られますが、B型が優位です。その他疾患は先週とほぼ同様で嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)、溶連菌感染症、RSV感染症、アデノウイルス感染症などがみられました。発熱してすぐ医療機関を受診してもインフルエンザの検査は陽性になりません。数時間、できれば半日くらい経ってからの受診が良いと思われます。