今週は全医療機関からの報告です。小児の感染症情報では、インフルエンザは1例のみ報告がありました。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は先週とほぼ同様でした。溶連菌感染症はやや増加傾向です。少数ですが、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、アデノウイルス感染症などがみられています。ヘルパンギーナ(夏かぜの一つ)が報告されました。
感染症情報(1)
2016年5月アーカイブ
今週は6医療機関からの報告です。小児の感染症情報では、インフルエンザは7例報告がありました。B型です。ある小学校で散発しています。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は先週とほぼ同様でした。溶連菌感染症、アデノウイルス感染症などがみられていますが、多くはありません。
小児の感染症情報では、インフルエンザはほぼ終息したと思われていましたが、2例報告がありました。B型です。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は先週とほぼ同様でした。溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、水痘などがみられました。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、ヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染症がみられています。
GW中のため実質診療日は3日間、また6医療機関かからの報告なので、先週とは比較できません。成人のインフルエンザが3例報告されましたが、小児ではインフルエンザの報告はありませんでした。ほぼ終息したと思われます。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は先週とほぼ同様でした。溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、水痘などがみられました。ヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染症が見られています。
小児の感染症情報では、インフルエンザはほぼ終息したと思われます。嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は先週とほぼ同様でした。溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、水痘などがみられました。定点把握疾患ではありませんが、ヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染症が見られています。